雑学の保管庫管理人です。
このブログは、自分が立ち上げた雑学投稿サイトの成長をゆっくりと見守るブログです。
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zatsugakuhokanko.com
【経過日数】
今日で、雑学の保管庫を運営し始めて、22日が経過しました。
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ありがたいことに、昨日は12人の人がサイトを訪れてくれました。
2ケタを達成しました!ありがとうございます!
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当然のことですが、いいねも、管理人以外の投稿も0です。
スポーツで言えばクリーンシート。
爽快感があります。
【今日のつぶやき】
今日はお昼を食べながら、「自分がこの数年間で一番成長できたことってなんだろう」と考えていました。
たぶん、何かを頑張った人からは、素敵な答えが返ってくると思います。
営業スキルが身についたとか、難しい資格を取ったとか、設計が上手になったとか。
最近だと、起業したとかIPOしたとか、新規事業を立ち上げたという人もいるかもしれません。
素晴らしいことですよね。本当にすごいと、心の底から尊敬します。
色々考えたのですが、管理人の場合は、「魚の食べ方が上手になったこと」が一位に輝いてしまいました。
なぜそんなことになったのか。
ちょっと振り返ってみたいと思います。
そもそも管理人が初めて魚を上手に食べたいと思ったのは、社会人になりたての頃でした。
当時新入社員だった管理人は、「偉いおじさんの雑用係」という謎だけどありがちな仕事をしていました。
その役割には、必然的に社外との会食というロールも付いてきました。
で、新入社員なので当然と言えば当然なんですが、会食でのテーブルマナーが全くわかりませんでした。
例えば洋食のコースが出てきても、どのフォークから使えばいいか、全く分かりませんでした。
見かねた上司に、これはまずい、管理人君、まずはテーブルマナーを学びなさいと言われて、いろいろ勉強しました。
そうして、フィンガーボウルって飲み水じゃないんだ、とか、テーブルナプキンは相手方向に向けて山折りにするんだ、とか、失敗を重ねながら学んでいきました。
でも今振り返ってみると、これはまぁ知識を覚えれば誰でも身につくので簡単でした。初級編ですね。
意外に難しいのは、慣れ親しんでいるはずの和食だと気づいたのは、その後でした。
和食には、地味に技術を要求される場面がけっこうあったのです。
たしかに和食にも、知識があればなんとかなるものもあります。
例えば、おしぼりは、手をふいたら、畳んで、元の場所に戻すとか。
お吸い物のふたは、お椀の外側に置くとか。
ですが、知識だけではなく技術も要求される場面があるのが和食の厄介なところです。
例えば、割りばしの袋で箸置きを作る技術はみなさんも一度は必要になった経験があるんじゃないでしょうか。
これは、割りばしはあるのに箸置きがないお店に入ってしまったときに発生する場面です。
箸置きがないと、箸を休めるときはお皿に置いたりするしかありません。
でもそれって、バランスが悪くて箸を落とす原因になるし、見栄えもあまりよろしくないんです。
そんなときに役立つのが自作箸置きなんですよね。
管理人はこれを作れるように、youtubeを見ながら練習しました。
その結果、今は3種類くらいの箸置きが作れるようになりました。
今では、箸置きがないお店も「箸置きを作るチャンス!」と前向きに捉えるようになりました。
もう一つ技術を求められるのが、本題の魚をきれいに食べるということでした。
若き日の管理人は、まるで野生児。
何も考えずに魚をつついた結果、食後は食い荒らされた魚の残骸が残っていました。
でも、一緒に食事に行って、魚をきれいに食べている女性が粋だなぁと思ったのがきっかけで、管理人も色々勉強しました。
結局その人に教わって、実践したのは、こちらのサイトでも紹介されている方法です。
1. まず、中骨に沿って切り目を入れる。
2. 上身の上半分から食べる
3. 上身を食べ終えたら頭ごと中骨を外す
4. 下身の上半分から下半分へ
ただ、いざやってみると最初はなかなかうまくいかず、お魚さんがボロボロになりました。
2年くらいかかってやっと、スッ、スッ、ときれいに食べられるようになりました。
これが早いか遅いかはわかりませんが、管理人はこの練習のおかげで、20代のうちに、お魚をきれいに食べられるようになっていました。
で、今日ふと気づいたんですけど、なんと、管理人、もうこの食べ方をしていなかったんです。
あれ?みたいな。
管理人、無心で適当に魚をつついているだけでした。
そう。あの野生児の頃のように、感覚だけで、食べたいところだけをつつきまくっていたのです。
でも、食べ終わってみるとビックリ。
骨がちょっと残っているだけで、きれいさっぱり身はなくなっていました。
その時、忘れかけていたある思い出がふと蘇ってきました。
あれは15年前。管理人は少林寺拳法を学んでいました。
その時、訪問販売が本業のロン毛の師範代に教わったのは、物事の習得には「守」「破」「離」という3つの段階があるということでした。
基本を忠実に「守」り、やがてその教えにオリジナリティを加えて「破」る。そして、最終的には完全にオリジナルの技を編み出し「離」れる。
まさにこれと同じことが起きているんじゃないか。管理人はそう思いました。
教わったきれいな食べ方を忠実に「守」り、いつしかそこにオリジナリティを加えて基本を「破」った。
そして今では、完全にオリジナルの領域に至り「離」れた。
管理人は、少林寺拳法はまるでダメでしたが、もしかして魚の食べ方だけは「離」の域、達人の域まで到達できたんじゃないのかなぁと思いました。
人生でなかなかこの境地に至れることって少ないと思うんですよね。
管理人はこの5年間、華やかな成果なんて何一つ上げられていませんが、気づかない間に地味に成長していることもあると気づかされた一日でした。
【むすび】
今日は長文に付き合いいただきありがとうございました!
朝読み返したら意味不明なことを書いていたことに気づきそうですが、気にしないことにします!
今日から水曜日で折り返し地点!めげずにがんばりましょう!
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